家庭用脱毛器ケノンの実力は?
アンダーヘアスタイリストとして、以前からどうしても気になっている商品が一つありました。
家庭用脱毛器ケノンです。
家庭で手軽にフラッシュ脱毛ができる
誰もがアンダーヘアを整えたいと思っていますが、結局は脱毛しないかぎり剃ったり短くしたりするだけなんですよね。
せっかくキレイに整えて完璧な状態にしたとしても、1〜2週間もすればすぐにボサボサしてきます。
中途半端に毛が生えている状態はやっぱりみっともない。
デリケートゾーンなので、剃っているとかゆくなったりしますしね。
なのでサロンの脱毛をオススメしていますが、そうは言っても恥ずかしかったりめんどくさかったりで行かない人も多い。
悩ましい問題です。
それを解決する手段として、以前からケノンは気になっていました。
何より、アンダーヘアスタイリストとしての血が騒ぐ(笑)。実際に使ってみたい!
これを使って、より完璧な状態に仕上げられたらどれほどアンダーヘア美容師冥利に尽きるだろうかと。
というわけで、
気になるなら買えばいいじゃない!
思い切って買っちゃいましたー!
最近ではなく、もう結構前に買っています。
その後、一通り実践して色々試してようやく実験結果が整ったのでご報告したいと思います。
私はまたアンダーヘア美容師として一つレベルアップしました!
ケノンのおさらい
まずはケノンの解説から。
これを読んでいる人はケノンについて結構知っている人だと思いますがおさらいしましょう。
ケノンは、エムロックという会社が製造している家庭用脱毛器の商品名です。
エムロックは家庭用脱毛器のパイオニアで、以前から家庭用脱毛器を製造しており、開発した商品はほぼ全て楽天ランキングで1位を獲得しています。
ケノンの一つ前の商品は「イーモ」「イーモリジュ」という商品名です。
多分、家庭用脱毛器を検討したことがある人は聞いたことがある名前ですよね。
つまり、家庭用のフラッシュ脱毛器が登場してから、常に第一線の売れ筋商品を開発し続けているのがエムロックです。
その経験によるノウハウを詰め込んだ最新機種が「ケノン」というわけですねー。
名前の由来は「毛 non」でしょうかね?
なので、もしも家庭用脱毛器の購入を検討しているのであればケノンで間違いないです。一択です。
あとは「買うか買わないか」だけの判断でいいです。
そのケノン、めちゃくちゃ売れています。
一般男性からすれば、ちょっと信じられないレベルで売れています。
楽天の全ての家庭用家電部門で1位を獲得しているからさすがに驚きますよ。
テレビでCMしている掃除機とか、あの布団クリーナーとか、そういう商品より何気に売れているわけですね。
それだけ女性の脱毛需要は高いし、サロンではなく家庭で何とかしたいと思っている人が多いということでしょう。
小さい子供がいてサロンに通う時間が取れなかったり、人にvioを見せるのは恥ずかしかったり、色々な事情があるんでしょうねー。
過去の商品も含めてこれだけ売れているってことは、エムロックの商品で脱毛に成功した人がたくさんいるってことですよね。
もしも脱毛効果が弱く、おもちゃのような商品であればこれだけ売れ続けることはありません。
効果の出ない商品を長年売り続けられるほど商売は甘くないです。
むしろこういう安心感に便乗しておもちゃのような商品を売り始める他社が出たりするので、そちらを気をつけるべきですね。
他社でもいい商品はあるかもしれませんが、実績のあるケノンを買うのが無難で安心です。
安いからといって適当な商品は買わないほうがいいと思いますよ。
というか、これだけ売れていれば皆さんの友だちの中にも買っている人、既にそれを使って脱毛を終えている人は多分いるはずなんですよ。
恥ずかしいからこっそりやっていて教えてくれないというだけで。
また、せっかく脱毛には成功しても、肌が荒れてしまったりしたら意味がありません。
その点ケノンは国内製造されていて安全性は高いですね。
この辺は公式サイトを隅々まで読んだほうが分かりやすいです。
ケノンの特徴
ケノンの大きな特徴として、「カートリッジ交換式」があります。
脱毛サロン経験者は分かると思いますが、フラッシュ脱毛の光は相当強いですよね。
施術する際、施術を受ける側もゴーグルのようなものを必ずかけることになります。
ケノンにもサングラスが標準装備されていて、やはり結構光ります。
初期購入セットにサングラスも入っている
フラッシュ脱毛はその光を出す部分がどうしても経年劣化してしまう問題があるんですよね。
なので、その部分が本体と一体化している商品の場合、照射部分がダメになるとまるごと使えなくなって買い替えする必要が出てくるわけです。
ケノンはそこに対応するためにカートリッジ交換式になっています。
照射部分のカートリッジを交換することで、半永久的に使用できるわけですねー。
同じ問題から、バッテリー式ではなくコンセント式になっています。
全ての充電式の電化製品は、徐々に充電できる量が短くなっていきます。
スマホとか、ハンディ掃除機でもそうですよね。
これは物理的に解決できない問題なんですよ。
なので、ケノンは半永久的に使用することを考慮してコンセント式になっているわけですね。
さすがに長く家庭用脱毛器を開発しているので、色々考えられています。
ちなみに、カートリッジ式になっていることでもう一つメリットがあります。
脱毛だけでなく、美顔器機能にも変えられるわけですね。
スキンケア用のカートリッジがありますので、これを使えば本格的な美顔器として使用することができます。
「なんなのそれ?」という人は、公式サイトを読んでみてください。
ここでは美顔器の機能説明は端折ります。
もう一つ特徴としては、光の強さを10段階で選べること。
「脱毛サロンの痛みが怖い」という人は多いですが、一番痛くないレベル1から徐々に試していけばいいわけです。
レベル1はマジで全く痛くないですよ。
その代わり、脱毛効果は弱いですけどねー。
痛みというのは大体恐怖心なので、慣れれば痛みを感じにくくなります。
注射だって結構痛いはずなんですが、慣れているので耐えられますよね。
そうしたら徐々にレベルを上げていって、痛くなくてなるべく効果の高いところまで強くすればいいですね。
ちなみに、最短で効果を出すために推奨されているレベルは7以上ですが、私も最初はビビってレベル4からやりました(笑
やっぱり、男でも痛みって怖いもの。
というか、生物学上男のほうが痛みには敏感に出来ていますからね。
フラッシュ脱毛の仕組み
大体ケノンのことが分かってきたと思います。
では、実際に光を照射するとどうなるのでしょうか?
フラッシュ脱毛の原理はサロンでもケノンでも同じです。
インテンスパルスライトという特殊な光によって、毛(毛根)に熱を与え、その熱でタンパク変性を引き起こして毛を作るための細胞を死滅させます。
なので、フラッシュ脱毛後に伸びてきた毛は毛根部分が弱くなっているので、触るとパラパラと抜け落ちます。
サロン脱毛経験者さんなら知っていますよね。
とは言え、人間の細胞はそんなに弱くはないので、1回では完全に死滅しません。
健気にも頑張って再生しようとするわけです。
ですので、しばらくすると毛の再生が始まります。
この際、一部の毛根細胞が機能しないことにより、以前よりも細い毛が生えてくることが多いですね。
「徐々に毛が薄くなる」というのはここに由来します。
上記を何度か繰り返すと、毛を作る細胞が完全に死滅し、毛穴が収縮します。
おじいちゃんのハゲ頭は、もう毛穴がなくなってツルツルになっていますよね?
毛根の細胞が死んでしまうと毛穴を埋めてしまうわけです。
親知らずを抜いた後の歯茎の穴が埋まってしまうのと同じですねー。
ケノン実験写真
理屈は理解できたと思うので、実験を見てみましょう。
フラッシュ脱毛は本来は除毛してから使用するんですが、光の反応を見るために除毛していない私の腕にケノン照射してみました。
ちなみにレベル4で1回照射です。
赤い四角で囲んだところが照射位置
こんな感じで毛が熱で焼かれてチリチリになりました。
皮膚はほぼ影響ありません。
光は黒色に反応するので毛のみ焼かれるわけです。
なので、大きなほくろがある場所はちょっと注意すべきですね。
ほくろの黒にも反応して熱が加わってしまうので、絆創膏などで保護して施術する必要があります。
ケノンを使ってvio脱毛実践記
というわけで、ここからは私の嫁さんのvio脱毛実践記です。
もちろん施術は私です。
ケノン施術のプロになるため、私も頑張りましたよ。
ゴールとしては別ページでも解説した通り、「Vは多少残す。IOは完全除去」ですね。
とは言え、うちの嫁ちゃんはOはもともとほぼ生えていないので、VIがメインとなります。
流石に写真NGを食らったので写真アップは無いです。
嫁のアソコの写真をアップする旦那もどうかと思うし(笑
まずは簡単なVから始めました。
いきなりIラインは怖いです。
Vに関しても、まずは全体的に薄くするために全範囲の照射から始めましたよ。
当然パイパンにして、翌日の照射です。
除毛は前日にしておくのが基本なんです。
当日だと除毛による肌のダメージが残るので、さらに光でダメージを食らうと赤くなってしまう可能性が高くなります。
最初は私と同じレベル4くらいから始めましたが、「余裕」と言うのでレベル7でやっています。
嫁さんはサロン脱毛経験者ですが、レベル7でも「サロンのほうが痛いかな」と言っていました。
サロンのフラッシュ脱毛は3ヶ月に1回ペースですが、ケノンなら月1で施術できるのがいいですねー。
その分早く完了できます。
最短周期で2週間で、それ以上短くするのは肌へのダメージ的にも毛の生える周期的にもNGです。
月1くらいがちょうどいいと思いますね。
3回くらい全体照射をして見るからに薄くなってきた感じがしたので、4回目からはVラインの形を整える作業に入りました。
サイドと上部の余分な部分を削っていきます。
ちょっと怖いですが、下部も邪魔なので照射します。
ちなみに、ビビっているのは私だけで、嫁ちゃんは楽しそうにしています。
俺の気苦労も知らずに。。。
やっぱり、他人に施術するときは慎重になりますよ。
その後、全体がまだちょっと濃い感じもしたのでもう一度パイパン施術をして、現在はVラインの整えがかなり進んだところです。
時間はかかっていますがかなり順調な感じです。
やっぱりキレイになっていくのは楽しい!
そろそろIライン突入ですね。
もちろん同時進行でやっても何も問題ないんですけど、慎重にVからやっていきました。
Vがうまくいけば、自信を持ってIラインに入っていけますよね。
私は石橋を叩いて渡る性格なんです。
「面倒くさいから一気にやっちゃえー」という性格の人は、2回目からはVIO一気にやってしまえばいいと思います。
今後はIもうまくいったらまた報告しますねー。
ケノンを使用する料金は?
カートリッジ式なのでランニングコストも気になりますよね。
ただ、私はまだ初回購入以来、カートリッジの追加購入はしていません。
光のレベルによって使用回数は変わりますが、最大のレベル10でも1万回照射できます。
1万回ってなかなかいかないですよ。
なので、カートリッジはどちらかと言えば家族や友だちとの使い回しで活躍します。
VIOを施術する上で、いくら家族や友だちとは言え同じカートリッジを使うのは何となく抵抗感ありますよねー。
つまり、料金は初回購入費のみと考えて大丈夫です。
ちなみに、ケノンはカードでの分割払いに対応していますので、最長の24ヶ月払いにすれば月々3,000円程度の料金で使うことができます。
そう考えるとやはりサロン脱毛よりはお値打ちですよね。
一番安く買う方法は、当然ながら公式サイトで購入することです。
公式サイトでの販売価格もちょこちょこと変わります。
なので、お値打ちだと感じたら早めに購入を決断するのがいいですね。
ちなみに、ちょこちょことは変わりますが一定ライン以上の大幅な値引きは一度も見たことがないので、待っていても値段は大して変わりません。
それより、分割払いをうまく利用して月々の負担を減らすほうがお得かもしれませんね。
悩んでいる人はこの機会に思い切って購入することをオススメしたいですね。
悩んでいてもキレイになることはないので、今後のために思い切って買っちゃってください。
値段以上のメリットと満足感があることは、アンダーヘアの専門家が保証します。
ケノンと他の除毛、脱毛をザザザっと比較!
「ケノンの実力はよく分かった。買いたい!でも、やっぱり高い!踏ん切りがつかない!」
ケノンを検討している方で、こんなことを感じている方が非常に多いようです。
そりゃそうですね。パッと衝動買いできる金額ではありません。
ただ、ケノンの料金は本当に高いのでしょうか?
性能と比較すれば、決して高いとは言えないと思います。
脱毛サロンにある脱毛器と特に違いはないわけですから。
また、仮にケノンが1万円だとしたらどう思いますか?
この性能で1万円は流石におかしいから、何らかの粗悪品だと感じますよね?
安かろう悪かろうでは全く意味がありません。
そうは言っても悩んでいる方は多いと思うので、ケノンとその他の除毛、脱毛をザザッと比較してみます。
すごく当たり前のことを言いますが、全ての人にケノンがオススメなわけではありません。
ケノンが合っている人、その他の脱毛が合っている人色々いますので、それを分かりやすく解説してみます。
【部分脱毛(ミュゼ、ディオーネ、TBCなど)】
ワキとVラインの脱毛だけやりたいならミュゼのキャンペーンが絶対にいいです。
なんせ100円で完了しますから。
ミュゼの100円脱毛がいつまで続くのか、いつ終了するのか徹底分析
【全身脱毛(脱毛ラボ、シースリーなど)】
全身脱毛をプロにやってもらいたいなら、脱毛ラボがオススメです。
他の全身脱毛に比べてお値打ちですよ。
まずはこの辺に該当しない人がケノン購入を考えるべきです。
問題ないなら脱毛サロンに行っちゃってください。
【ブラジリアンワックス】
ぶっちゃけ、単に抜くだけです。
脱毛ではなく、単なる除毛なのでオススメしません。
【トリア(家庭用レーザー脱毛器)】
値段はケノンより安いけど、照射面積がかなり小さいので大変なんです。
指の毛とかよほど小さい面積ならいいんですけどね。
これでVIOの広範囲を脱毛するのはかなり大変ですよ。
あと、カートリッジ式じゃないのでレーザー部分が壊れたら終わりです。
個人的にはトリア買うならケノン買いましょうと言いたい。
【ソイエ】
単に毛抜きですよね。除毛です。
あと、VIOの毛を抜くのはオススメしません。
内部を痛めるし、黒ずみの元にも。
埋没毛も鬱陶しい問題です。
【ヒートカッター】
とりあえず短くすれば良いという方にはオススメ。安いし。
ただ、根本的にはVIO処理問題は解決しません。
【自力でVIO処理を頑張り続ける】
ある意味、これはこれで一つの判断だと思います。
おそらく今までもやってきているわけで。
ただ、これから先もずっと続いていくことの時間ロスは大きいですし、自己処理で黒ずみが発生しやすいとかはあります。
【何もしない】
開き直り(笑)
こんなこと書くと私の存在意義を否定するようなものですが、これもアリだと思っています。
だってこの先旦那以外の男性に見せないという人であれば、必死になって処理する必要もあまりないような。
そりゃ、キレイなほうが嬉しいのは間違いないんだけどね。
私としては、
「中途半端なことだけはやめよう」
これだけは言いたい。
まさに安物買いの銭失いになりますよ。
脱毛に関しては、やらないならやらない、やるならやる。
やるのなら脱毛サロンに行くか、それが無理ならケノンを購入して自力で頑張りましょう!
基本的に安物は安いなりの理由があります。
高いからこそ価値があるんです。
是非とも賢い消費を選択していただきたいですね。
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